第二編 普通地方公共団体/第十五章 外部監査契約に基づく監査/第一節 通則
地方自治法 第252条の31(監査の実施に伴う外部監査人の義務)
この条の要点
- 外部監査人のみなし公務員性:外部監査人はみなし公務員。賄賂罪等が適用される。
- 外部監査人の基本的義務:外部監査人には善管注意+公正不偏+守秘の各義務。
条文原文
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第252条の31(監査の実施に伴う外部監査人の義務)
外部監査人は、外部監査契約の本旨に従い、善良な管理者の注意をもつて、誠実に監査を行う義務を負う。
②外部監査人は、外部監査契約の履行に当たつては、常に公正不偏の態度を保持し、自らの判断と責任において監査をしなければならない。
③外部監査人は、監査の実施に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。外部監査人でなくなつた後であつても、同様とする。
④前項の規定に違反した者は、二年以下の拘禁刑又は百万円以下の罰金に処する。
⑤外部監査人は、監査の事務に関しては、刑法(明治四十年法律第四十五号)その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみなす。
この条文の〇×問題(2問)
外部監査人のみなし公務員性
外部監査人は契約に基づく私人であるため、監査の事務に関して刑法その他の罰則の適用について公務に従事する職員とはみなされない。
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正解 ×
誤り。外部監査人は、監査の事務に関しては、刑法その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみなされる(252条の31第5項)。契約に基づく私人であっても、収賄罪等の罰則が適用される。監査の公正さを担保するための規定である。
学習ポイント:外部監査人はみなし公務員。賄賂罪等が適用される。
第252条の31第5項
外部監査人の基本的義務
監査人は契約の本旨に沿って善管注意をもって誠実に監査し、公正で偏りのない姿勢を保ちつつ自らの判断と責任で行うことが求められる。
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正解 ○
正しい。外部監査人は、外部監査契約の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって誠実に監査を行う義務を負い(252条の31第1項)、常に公正不偏の態度を保持し、自らの判断と責任において監査をしなければならない(同条2項)。また、知り得た秘密を漏らしてはならず、退任後も同様である(同条3項)。
学習ポイント:外部監査人には善管注意+公正不偏+守秘の各義務。
第252条の31第1項〜第3項
根拠・関連条文
問題で確認する
第252条の31の内容は2問の〇×問題と1問の条文穴埋めで確認できます。