第二章 中央人事行政機関
国家公務員法 第4条(職員)
出題試験:行政書士
この条の要点
- 人事院の組織(人事官の人数と総裁):人事官は三人で一人が総裁。任命は両議院同意のうえ内閣が行い天皇が認証する。
- 人事院の職員任命権の範囲:人事院の職員任命は予算の範囲内に限られる。独立性はあっても財政制約は及ぶ。
条文原文
色付きの語句は試験で問われる重要な語句です。
第4条(職員)
人事院は、人事官三人をもつて、これを組織する。
②人事官のうち一人は、総裁として命ぜられる。
③人事院は、事務総長及び予算の範囲内においてその職務を適切に行うため必要とする職員を任命する。
④人事院は、その内部機構を管理する。国家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)は、人事院には適用されない。
この条文の〇×問題(2問)
人事院の組織(人事官の人数と総裁)
人事院は三人の人事官をもって組織され、そのうちの一人が総裁として任命される。
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正解 ○
正しい。人事院は人事官三人をもって組織され、そのうち一人が総裁として任命される。第五条によれば人事官は両議院の同意を経て内閣が任命し、その任免は天皇が認証する。人事官の人数と総裁の仕組みは条文の定めどおりである。
学習ポイント:人事官は三人で一人が総裁。任命は両議院同意のうえ内閣が行い天皇が認証する。
第4条1項・2項、関連:第5条1項・2項
人事院の職員任命権の範囲
人事院は、その職務を適切に行うために必要と認めれば、予算の範囲を超えても事務総長や職員を任命することができる。
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正解 ×
誤り。人事院が任命できるのは事務総長及び予算の範囲内においてその職務を適切に行うため必要とする職員に限られる。職務上必要と認めただけでは足りず、予算の範囲を超える職員任命は認められず、人事院の人事権にも財政上の制約が及んでいる。
学習ポイント:人事院の職員任命は予算の範囲内に限られる。独立性はあっても財政制約は及ぶ。
第4条3項
根拠・関連条文
問題で確認する
第4条の内容は2問の〇×問題と1問の条文穴埋めで確認できます。