資格ジュピター条文穴埋め・判例演習

第二編 商行為/第九章 寄託/第二節 倉庫営業

商法 第613条(倉荷証券が作成された場合における寄託物の返還請求)

分野:寄託・倉庫営業

出題試験:行政書士司法書士

この条の要点

  • 証券引換による返還請求:倉荷証券発行後の返還請求は寄託者本人でも証券引換が必要。権利が証券に化体する。
  • 記名式倉荷証券の譲渡方法:記名式の倉荷証券も裏書譲渡・入質が可能。裏書禁止記載がある場合のみ制限される。

条文原文

色付きの語句は試験で問われる重要な語句です。

第613条(倉荷証券が作成された場合における寄託物の返還請求)

倉荷証券が作成されたときは、これと引換えでなければ、寄託物の返還を請求することができない。

この条文の〇×問題(2問)

証券引換による返還請求

倉荷証券が発行されている寄託物については、寄託者本人が倉庫営業者に返還を求める場合でも、倉荷証券と引き換えでなければ返還を受けることができない。

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正解 ○

正しい。倉荷証券が作成されたときは、これと引換えでなければ寄託物の返還を請求することができない。寄託物に関する権利が証券に化体し、処分も証券によらなければならないため、寄託者本人が請求する場合でも証券の呈示・引換えが必要となる。

学習ポイント:倉荷証券発行後の返還請求は寄託者本人でも証券引換が必要。権利が証券に化体する。

第613条、関連:第605条

記名式倉荷証券の譲渡方法

記名式の倉荷証券は、裏書によって譲渡することができず、その譲渡には倉庫営業者の承諾を要する。

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正解 ×

誤り。倉荷証券は記名式であっても裏書によって譲渡し、または質権の目的とすることができる。ただし証券に裏書を禁止する旨の記載があるときはこの限りでない。譲渡に倉庫営業者の承諾は不要であり、記名式だから裏書できないという扱いではない。

学習ポイント:記名式の倉荷証券も裏書譲渡・入質が可能。裏書禁止記載がある場合のみ制限される。

第613条、関連:第606条

問題で確認する

第613条の内容は2問の〇×問題と1問の条文穴埋めで確認できます。