第一編 総則/第四章 訴訟費用/第一節 訴訟費用の負担
民事訴訟法 第70条(無権代理人の費用負担)
出題試験:司法書士
この条の要点
- 代理権なき訴訟の費用負担:代理権を証明できず訴えが却下された場合、費用は代理人名義の行為者負担。
- 費用負担者の範囲:権原なき代理で却下された訴えの費用は代理人名義の行為者が負担。
条文原文
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第70条(無権代理人の費用負担)
前条第二項に規定する場合において、裁判所が訴えを却下したときは、訴訟費用は、代理人として訴訟行為をした者の負担とする。
この条文の〇×問題(2問)
代理権なき訴訟の費用負担
代理人として訴訟行為をした者が代理権を証明できず追認も得られず、裁判所が訴えを却下した場合、訴訟費用はその代理人として行為をした者の負担となる。
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正解 ○
正しい。代理権・必要な授権を証明できず追認も得られないまま訴えが却下された場合、訴訟費用は代理人として訴訟行為をした者の負担となる。名借行為の費用は行為者自身が負う。代理権のない者が訴訟行為を続けた結果の却下費用を行為者に負わせるのは、無権代理のリスクを行為者に引き受けさせるためである。
学習ポイント:代理権を証明できず訴えが却下された場合、費用は代理人名義の行為者負担。
第70条、関連:第69条第2項
費用負担者の範囲
代理権を証明できず追認も得られないまま訴えが却下された場合、訴訟費用は本人たる原告が負担する。
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正解 ×
誤り。この場合の訴訟費用は、代理人として訴訟行為をした者の負担とされる。代理権のないまま訴訟を追行した行為者自身が費用を負うのであって、本人には帰属しない。費用を本人ではなく無権代理人に負わせるのは、本人が代理を追認しなかった以上、その手続の費用は行為者の責任とするためである。
学習ポイント:権原なき代理で却下された訴えの費用は代理人名義の行為者が負担。
第70条
根拠・関連条文
問題で確認する
第70条の内容は2問の〇×問題と1問の条文穴埋めで確認できます。