第三章 国民の権利及び義務・思想・良心・信教の自由
日本国憲法 第19条
思想及び良心の自由
第19条は、思想と良心の自由が侵されないことを定める内心の自由の中核条文です。内心にとどまる思想・良心は絶対的に保障され、外部に現れた表現は第21条の問題となります。
出題試験:行政書士司法書士
条文原文
第19条
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
出典:e-Gov法令検索「日本国憲法」公布:1946年11月3日/施行:1947年5月3日
この条文の〇×問題(2問)
内心の自由の絶対性
内心にとどまる思想や良心については、公共の福祉を理由とする制約を課すことも許されない。
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正解 ○
正しい。思想及び良心の自由は内心の領域にとどまる限り絶対的に保障され、公共の福祉を理由とする制約も許されない。内心を強制したり罰したりすることはできず、この絶対性が他の表現系の自由との構造上の違いである。
学習ポイント:内心の自由は絶対。公共の福祉による制約も内心には及ばない。
第19条、関連:第21条
内心と外部行為の区別
思想及び良心の自由が絶対に保障される以上、自己の思想を外部に表明する行為についても、いかなる規制も課すことは許されない。
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正解 ×
誤り。絶対に保障されるのは内心の領域であり、思想の表白・発表といった外部に現れる行為まで無制限に保障されるわけではない。外部行為は表現の自由として別の規定の下で、公共の福祉による制約の対象となり得る。
学習ポイント:絶対なのは内心のみ。思想の表白は表現の自由の下で制約され得る。
第19条、関連:第21条1項
MEMORY POINTS
穴埋めで覚えるポイント
- 「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」
- 内心にとどまる思想・良心は絶対的な保障
- 外部行為化した場合は表現の自由(第21条)の領域
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