資格ジュピター条文穴埋め・判例演習

第三章 登記手続/第一節 総則/第六款 登記識別情報の提供がない場合の手続

不動産登記規則 第70条(事前通知)

分野:登記手続/総則/登記識別情報の提供がない場合の手続

出題試験:司法書士

この条の要点

  • 事前通知の期間:事前通知の期間は2週間。外国住所の義務者は4週間。
  • 事前通知の期間(外国):外国住所の義務者は4週間。国内は2週間。

条文原文

色付きの語句は試験で問われる重要な語句です。

第70条(事前通知)

法第二十三条第一項の通知は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める方法により書面を送付してするものとする。

一 法第二十二条に規定する登記義務者が自然人である場合又は当該登記義務者が法人である場合において当該登記義務者である法人の代表者の住所に宛てて書面を送付するとき日本郵便株式会社の内国郵便約款の定めるところにより名宛人本人に限り交付し、若しくは配達する本人限定受取郵便又はこれに準ずる方法

二 法第二十二条に規定する登記義務者が法人である場合(前号に掲げる場合を除く。)書留郵便又は信書便の役務であって信書便事業者において引受け及び配達の記録を行うもの

三 法第二十二条に規定する登記義務者が外国に住所を有する場合書留郵便若しくは信書便の役務であって信書便事業者において引受け及び配達の記録を行うもの又はこれらに準ずる方法

②前項の書面には、当該通知を識別するための番号、記号その他の符号(第五項第一号において「通知番号等」という。)を記載しなければならない。

③第一項の規定による送付は、申請人が当該郵便物をこれと同一の種類に属する他の郵便物に優先して送達する取扱いの料金に相当する郵便切手を提出したときは、当該取扱いによらなければならない。同項第二号又は第三号の場合において、信書便の役務であって当該取扱いに相当するものの料金に相当する当該信書便事業者の証票で法務大臣が指定するものを提出したときも、同様とする。

④前項の指定は、告示してしなければならない。

⑤法第二十三条第一項に規定する申出は、次の各号に掲げる申請の区分に応じ、当該各号に定める方法によりしなければならない。

一 電子申請法務大臣の定めるところにより、法第二十二条に規定する登記義務者が、第一項の書面の内容を通知番号等を用いて特定し、申請の内容が真実である旨の情報に電子署名を行った上、登記所に送信する方法

二 書面申請法第二十二条に規定する登記義務者が、第一項の書面に通知に係る申請の内容が真実である旨を記載し、これに記名し、申請書又は委任状に押印したものと同一の印を用いて当該書面に押印した上、登記所に提出する方法(申請情報の全部を記録した磁気ディスクを提出した場合にあっては、法第二十二条に規定する登記義務者が、申請の内容が真実である旨の情報に電子署名を行い、これを記録した磁気ディスクを第一項の書面と併せて登記所に提出する方法)

⑥令第十四条の規定は、前項の申出をする場合について準用する。

⑦第四十三条の規定は、前項において準用する令第十四条の法務省令で定める電子証明書について準用する。

⑧法第二十三条第一項の法務省令で定める期間は、通知を発送した日から二週間とする。ただし、法第二十二条に規定する登記義務者が外国に住所を有する場合には、四週間とする。

この条文の〇×問題(2問)

事前通知の期間

法第23条1項の事前通知を発送した場合、通知を発送した日から1週間を経過するまでの間は、当該通知に係る申請に係る登記をすることができない。

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正解 ×

誤り。期間は発送の日から2週間であり、1週間ではない。登記義務者が外国に住所を有する場合には4週間である。識別情報が提供されない申請の補完として真実性を担保する待期期間であり、長さが実務上重要である。

学習ポイント:事前通知の期間は2週間。外国住所の義務者は4週間。

第70条第8項

事前通知の期間(外国)

登記義務者が外国に住所を有する場合、法第23条1項の期間は通知を発送した日から4週間とされる。

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正解 ○

正しい。登記義務者の住所が外国にある場合は、期間が2週間ではなく4週間に延びる。国際的な送達の時間差を考慮した特例で、国内の2週間と区別する必要がある。期間の二分岐が問われる論点である。

学習ポイント:外国住所の義務者は4週間。国内は2週間。

第70条第8項ただし書

この条文を解説で参照する過去問

司法書士平成28年度 問60ア

所有権の移転の登記が書面により申請され、不動産登記法第23条第1項の通知がされた場合に申請人が行う当該申請の内容が真実である旨の申出

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対象外

対象外。書面申請に対する事前通知への申出は、書面を提出する方法でしなければならない(不動登規則70条5項2号)。

解説で第70条を参照している問

問題で確認する

第70条の内容は2問の〇×問題と1問の条文穴埋めで確認できます。