第三章 国民の権利及び義務・経済的自由・学問の自由
日本国憲法 第23条
学問の自由と大学の自治
第23条は学問の自由を保障する1文のみの簡潔な条文です。大学の自治も学問の自由に含まれると解釈されており、東大ポポロ事件・富山大学事件が関連判例です。
出題試験:行政書士司法書士
条文原文
第23条
学問の自由は、これを保障する。
出典:e-Gov法令検索「日本国憲法」公布:1946年11月3日/施行:1947年5月3日
この条文の〇×問題(2問)
学問の自由の内容
学問の自由には、学問上の研究を行う自由だけでなく、その成果を発表し教授する自由も含まれる。
正解と解説を見る
正解 ○
正しい。学問の自由は、学問研究の自由にとどまらず、その成果の発表・教授の自由を含むと解される。大学の自治との関係でも重要視される精神的自由の一つであり、不当な国家権力の介入から保障される。成果の発表・教授の自由も含むとされる。
学習ポイント:学問の自由は研究のみならず成果の発表・教授も含む。
第23条、関連:第21条
学問の自由の限界
学問の自由を行使する行為であれば、それが犯罪に該当する態様で行われた場合であっても処罰することは許されない。
正解と解説を見る
正解 ×
誤り。学問の自由は保障されるが、学問の名を借りた行為であっても犯罪に該当すれば処罰を免れない。自由は絶対的ではなく、他人の権利や法益を侵害する態様の行為まで免責するものではない。犯罪となる行為まで免責するものではない。
学習ポイント:学問の自由は絶対ではない。犯罪に該当する行為は処罰され得る。
第23条、関連:第12条・第13条
MEMORY POINTS
穴埋めで覚えるポイント
- 「学問の自由は、これを保障する」
- 大学の自治は学問の自由に含まれると解釈される
- 条文はこの1文のみ
関連判例
関連条文
この条文の過去問
第23条を解説の根拠とする過去問です。実際の出題形式で確認できます。
問題で確認する
第23条は1問収録しています。条文全体の学習セッションで、前後の語句と一緒に確認できます。
条文穴埋めを始める