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民事保全法 保全命令に関する手続/保全命令/通則

第11条〜第19条(枝番を含む)

民事保全法の保全命令に関する手続/保全命令/通則分野(第11条〜第19条(枝番を含む))をまとめて学べるページです。条文穴埋め9問と判例0件を収録しています。

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    保全命令に関する手続/保全命令/通則の解説

    第二章 保全命令に関する手続/第二節 保全命令/第一款 通則

    第二章 保全命令に関する手続 / 第二節 保全命令 / 第一款 通則

    第11条(保全命令事件の管轄)

    保全命令の申立ては、日本の裁判所に本案の訴えを提起することができるとき、又は仮に差し押さえるべき物若しくは係争物が日本国内にあるときに限り、することができる。

    第12条

    保全命令事件は、本案の管轄裁判所又は仮に差し押さえるべき物若しくは係争物の所在地を管轄する地方裁判所が管轄する。

    第2項本案の訴えが民事訴訟法第六条第一項に規定する特許権等に関する訴えである場合には、保全命令事件は、前項の規定にかかわらず、本案の管轄裁判所が管轄する。ただし、仮に差し押さえるべき物又は係争物の所在地を管轄する地方裁判所が同条第一項各号に定める裁判所であるときは、その裁判所もこれを管轄する。

    第3項本案の管轄裁判所は、第一審裁判所とする。ただし、本案が控訴審に係属するときは、控訴裁判所とする。

    第4項仮に差し押さえるべき物又は係争物が債権(民事執行法(昭和五十四年法律第四号)第百四十三条に規定する債権をいう。以下この条において同じ。)であるときは、その債権は、その債権の債務者(以下「第三債務者」という。)の普通裁判籍の所在地にあるものとする。ただし、船舶(同法第百十二条に規定する船舶をいう。以下同じ。)又は動産(同法第百二十二条に規定する動産をいう。以下同じ。)の引渡しを目的とする債権及び物上の担保権により担保される債権は、その物の所在地にあるものとする。

    第5項前項本文の規定は、仮に差し押さえるべき物又は係争物が民事執行法第百六十七条第一項に規定する財産権(以下「その他の財産権」という。)で第三債務者又はこれに準ずる者があるものである場合(次項に規定する場合を除く。)について準用する。

    第6項仮に差し押さえるべき物又は係争物がその他の財産権で権利の移転について登記又は登録を要するものであるときは、その財産権は、その登記又は登録の地にあるものとする。

    第13条(申立て及び疎明)

    保全命令の申立ては、その趣旨並びに保全すべき権利又は権利関係及び保全の必要性を明らかにして、これをしなければならない。

    第2項保全すべき権利又は権利関係及び保全の必要性は、疎明しなければならない。

    第14条(保全命令の担保)

    保全命令は、担保を立てさせて、若しくは相当と認める一定の期間内に担保を立てることを保全執行の実施の条件として、又は担保を立てさせないで発することができる。

    第2項前項の担保を立てる場合において、遅滞なく第四条第一項の供託所に供託することが困難な事由があるときは、裁判所の許可を得て、債権者の住所地又は事務所の所在地その他裁判所が相当と認める地を管轄する地方裁判所の管轄区域内の供託所に供託することができる。

    第15条(裁判長の権限)

    保全命令は、急迫の事情があるときに限り、裁判長が発することができる。

    第16条(決定の理由)

    保全命令の申立てについての決定には、理由を付さなければならない。ただし、口頭弁論を経ないで決定をする場合には、理由の要旨を示せば足りる。

    第17条(送達)

    保全命令は、当事者に送達しなければならない。

    第18条(保全命令の申立ての取下げ)

    保全命令の申立てを取り下げるには、保全異議又は保全取消しの申立てがあった後においても、債務者の同意を得ることを要しない。

    第19条(却下の裁判に対する即時抗告)

    保全命令の申立てを却下する裁判に対しては、債権者は、告知を受けた日から二週間の不変期間内に、即時抗告をすることができる。

    第2項前項の即時抗告を却下する裁判に対しては、更に抗告をすることができない。

    第3項第十六条本文の規定は、第一項の即時抗告についての決定について準用する。